子どもの骨肉腫の症状と原因とは?肺転移の可能性にも注意

先日、私の4歳になる息子が急に足の痛みを訴えると言うことがありました。

そのときの私は、いわゆる成長痛の可能性が高いなとは思いつつも

「もし骨肉腫とかの重篤な病気だったらどうしよう・・・」

という考えも脳裏に浮かびました。

でもよくよく考えると、骨肉腫という言葉は知っているものの、骨肉腫の症状や原因については詳しく知らないということに気づきました。

骨肉腫がどういった病気なのか知らなければ、自分の子どもの症状が骨肉腫に当てはまるのかどうかも分かりませんよね。

ということで、私の息子が急に足が痛いと訴えだした体験を通して学んだ、子どもの骨肉腫という病気についてまとめます。

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子どもの骨肉腫の初期症状とは?

骨肉腫という病気は、いわゆる「骨のがん」だと言えば分かりやすいかと思います。

もう少し詳しく言うと、骨に悪性腫瘍ができる病気です。

骨肉腫は、若い世代の方が発症率が高いことが特徴です。

5~24歳までの発症数が全体の3分の2を占め、特にスポーツや運動を活発に行う10代での発症が多い病気です。

骨肉腫の兆候としては、関節痛があげられます。

骨肉腫の発生部位は膝関節が最も多く、次いで肩関節になります。

ですので痛みも膝関節や肩関節に現れることが多いですが、全身の骨に発生することも稀にあります。

激しい痛みではなく筋肉痛のような持続的な痛みのため、成長痛や筋肉痛と勘違いされ見過ごされがちです。

筋肉痛のような痛みを感じることが続くとともに

「運動時または運動後に痛みを感じる」

「痛む部位が腫れたり、熱を帯びているように感じる」

といった症状がある場合は、迷わず整形外科の病院を受診しましょう。

骨肉腫は進行スピードが速いことも特徴の一つです。

ですので早期発見のためには、なるべく早い段階で骨肉腫の兆候に気づくことが重要になります。

子どもの骨肉腫の原因

骨肉腫の明確な原因は、いまだはっきりとは分かっていません。

遺伝子異常が原因と考える説や生活環境によるものだという説など、諸説あります。

病院では、触診や問診で骨肉腫の疑いがある場合、レントゲン検査や血液検査が行われます。

それらの結果を総合して、骨肉腫であるかどうかの診断が下されます。

また、骨肉腫の中でも良性と悪性のものがあります。

患部の組織を採取して検査することで、良性か悪性かが判断されます。

良性の場合であっても、いずれ悪性に変化する可能性もあることから、定期的な経過観察が行われます。

また良性であっても、痛みなどで生活に支障がある場合は手術で取り除くこともあります。

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子どもの骨肉腫における肺転移の危険性

診断の結果が悪性の骨肉腫であった場合は、まずは他の部位への転移がないかの検査が行われます。

転移がなかった場合は、10年生存率は60%以上になります。

一昔前は骨肉腫は四肢を手術で切断しなければならないイメージが強かったですが、現在は治療法の進歩により患部を温存したままの治療が増えています。

骨肉腫で気をつけなければならないことは、他の臓器への転移です。

骨肉腫は進行スピードが速く、骨肉腫の発見時には他の臓器へも転移しているケースが少なくありません。

転移先の臓器で一番多いのは肺です。他には肝臓やリンパ節、他の骨への転移なども見られます。

他の臓器へ転移する場合は、発症から2年以内に起こるといわれています。

骨肉腫での死亡事例では、その多くが肺転移しているケースになります。

転移のない骨肉腫においては、現在は完治する割合も増えてそれほど治りにくい病気ではなくなってきています。

ですので重要なのは、肺へ転移する前の初期段階でいかに骨肉腫の兆候に気づくことができるかです。

まとめ

私の4歳の息子が突然足が痛いと言い出した時は、数日間様子を見た後に整形外科を受診しました。

診断の結果は異常なしで、おそらく成長痛でしょうという結果になりました。

今回は成長痛という診断が下されましたが、我が子がいつか骨肉腫にかかる可能性はもちろんあります。

骨肉腫は発症率の低い病気ではありますが、年間150~200人の方が発症しているのですから。

もし今現在あなたのお子さんが体の痛みを訴えることがあるなら

「きっと成長痛だから、そのうち治まるだろう」

とは決めつけず、一度病院を受診することをおすすめします。

たとえ診断の結果が成長痛だったとしても、我が子の体が重篤な病気でないと判明するだけで気持ちが落ち着きますよ。

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