私はいわゆる縮毛と呼ばれる頑固なくせ毛なんですが、前髪のうねりが一番ひどいんです。
前髪って、ヘアスタイルの印象を決める大きな要素ですよね。
その前髪が縮毛でうねってしまうので、なかなか思い通りのヘアスタイルにできないことが私の悩みでした。
特に雨の日は、湿気で縮毛によるうねりがひどくなるので最悪です。
毎年梅雨の時期が近づくと、「髪の毛どうしよう・・・」と憂鬱でした。
でもそんな私でも、縮毛に悩みながら思春期を過ごし大人になって今では2児の母になり、いつのまにか縮毛で悩むことも減ってきました。
それはなぜかというと、縮毛との長い付き合いの中で、縮毛と上手くつきあっていく方法を身につけたからなんです。
そこで今日は、縮毛歴ベテランの筆者が、特に悩むことが多い前髪の縮毛への対策をご紹介します!
縮毛の前髪への対策はどんな方法があるの?
まずは、私が今までに実際にやったことがある縮毛の前髪対策をご紹介します。
無料ですぐに実践できることもあれば、お金はかかるけど便利な方法もあるので、是非試してみてくださいね。
前髪を伸ばしてヘアアレンジする
あなたはの前髪は、今どれくらいの長さですか?
前髪の長さが短いほど、縮毛によるうねりや広がりの影響を大きく受けます。
逆に前髪を伸ばすと、後ろ髪と一緒に結んだり前髪部分を編み込んだりと、アレンジがし易くなります。
特に編み込みのヘアアレンジは、前髪にどれだけくせがあっても関係ないのでおすすめです。
前髪部分は鏡で見ながらアレンジできるので、今まで編み込みをしたことがなくても、ちょっと練習すれば簡単にできるようになります。
編み込みアレンジがちょっと難しく感じる方は、ポンパドールにしてもいいですね。
とにかく前髪の縮毛が気になる場合は、長さを伸ばしてアレンジできるようにすると楽です。
私の場合、妊娠・育児中でなかなか美容院に縮毛矯正をかけにいけない期間は、前髪のヘアアレンジで乗り切りました。
無料で試せる方法なので、「前髪伸ばすのもアリかも」と思った方は試してみてくださいね。
ヘアアイロンでストレートにする
これは、前髪が長くても短くてもできる方法ですね。
縮毛でお悩みの方は、ヘアアイロンをすでに持っている方も多いかと思います。
気になるくせの部分をすぐにストレートにできるので便利ですよね。
毎朝前髪にヘアアイロンをあてる手間はありますが、自宅で簡単にストレートの前髪を作れます。
私自身も前髪を短くしていた時期は、毎朝ヘアアイロンでくせを伸ばしていました。
仕上げにヘアスプレーをかければ、天気の良い日なら一日中ストレートの前髪を維持することも可能です。
ですが雨などで湿気の多い日は、前髪が湿ってすぐに元に戻ってしまうのが難点です。
晴れの日はヘアアイロンで対策して、雨の日は前述のヘアアレンジをするというのもおすすめですよ。
縮毛矯正をかける
縮毛矯正はお金がかかりますが、縮毛をストレートにするには一番有効な方法です。
私自身はかれこれ20年以上、縮毛矯正をかけ続けています。
髪の毛をストレートにする施術には、ストレートパーマと縮毛矯正の2つがあります。
料金は縮毛矯正の方が高く、施術時間も縮毛矯正の方が長くなります。
私はどちらも経験がありますが、縮毛でくせが強めの方は縮毛矯正をおすすめします。
ストレートパーマの場合、施術直後の仕上がりは縮毛矯正と変わりありませんが、しばらくするとくせが戻ってきてしまうことがあるんですよね。
私は縮毛でうねりもきつい髪質なので、ストレートパーマだと長持ちしませんでした。
ですが縮毛矯正だと、一度かけた部分は基本的にずっとストレートのままです。
自分の髪質にはどちらの施術が良いか悩む場合は、美容院で相談してみるといいですよ。
縮毛矯正を前髪だけにかけると値段はどれくらい?
前述した縮毛対策で、一番効果が高く日々のスタイリングが楽になるのは、やはり縮毛矯正です。
ですが、縮毛矯正は値段がそこそこ高いです。
たまに「お、安い!」という美容院も見かけたりしますが、安いには安いなりの理由があるものです。
あまり安い施術だと、仕上がりが悪かったり髪の毛がすごく傷んだりというケースもあるので注意が必要です。
一般的な縮毛矯正だと、10000~25000円位の値段のところが多いかと思います。
縮毛がストレートになるのは嬉しいけど、3~6ヶ月毎に縮毛矯正をかけるとするとけっこう痛い出費ですよね。
そういった場合は、前髪だけに縮毛矯正をかけることも可能です。
事前に美容院に可能か確認する必要はありますが、経験上、相談すれば対応してくれる美容院が多いです。
美容院によって値段設定は様々ですが、髪全体にかけるより前髪だけにかける方がもちろんお値段は安くなります。
私が今まで通ってきた美容院での相場だと、3000~6000円くらいのところが多かったです。
ですので、前髪の縮毛やうねりだけが特に気になるという方は、前髪だけに縮毛矯正をかけてみるのも一つの手ではあります。
ですが私自身の経験からアドバイスすると、どうせ縮毛矯正をかけるなら髪全体にした方がキレイに仕上がるとは思います。
私も金欠の時は前髪だけに縮毛矯正をかけてもらった経験があるのですが、キレイにストレートになった前髪と縮毛のままの後ろ髪との質感の差がどうしても気になってしまいました。
あなたが普段後ろ髪は絶対に結んでしまうとか、逆に後ろ髪はくせを活かしてパーマっぽく仕上げているとかなら目立たないかもしれません。
ですが髪全体に縮毛のくせがあって、髪の毛をおろすヘアスタイルもしたいなら、縮毛矯正は髪全体にかける方がおすすめですね。
縮毛矯正した前髪を自然に仕上げたい!
一昔前は、縮毛矯正をかけると毛先がピンピンした不自然なほどのストレートになってしまうということもありました。
しかし今は、自然な仕上がりを求めるお客さんが多いことから、丸みを帯びた自然なストレートヘアになる縮毛矯正が主流です。
ですがやはり、長い髪より短い髪の方が直線的になりやすい傾向はあります。
そのため、前髪を短くしていて縮毛矯正をかける場合は、事前に美容師さんに希望の仕上がりを具体的に説明しましょう。
あなたが前髪を自然に仕上げたい場合は、その旨を施術前にしっかりと伝えることが重要です。
希望のヘアスタイルの画像などがあると、より仕上がりイメージが伝わりやすいですね。
そうすれば、施術中にカーラーを使用したりアイロンでしっかりとカールをつけてくれたりと、前髪が自然な丸みを帯びるように施術してくれます。
縮毛矯正の場合、仕上がりが自然になるかどうかは、薬剤を浸透させた後に髪を乾かしてアイロンをあてる(稀にドライヤーでのブローの場合もあり)段階で決まります。
それが終わってから注文をつけてもどうにもなりませんので、仕上がりイメージの希望は必ず最初にしっかり伝えましょうね。
まとめ
以上、私が人生において実践してきた前髪の縮毛対策についてまとめました。
縮毛と一言でいっても、そのくせのレベルや特徴は人それぞれです。
ですのでご紹介した方法のうち、どれがあなたにとってベストなのかは試してみないと分かりません。
前髪の縮毛は目に付きやすいですから、どうしても悩みの種になってしまいますよね。
ですが縮毛は持って生れた性質ですから、一生変わることはありません。
それならいろいろな対策を実践してみて、縮毛と上手く付き合っていく方法を身につけた方が人生得です。
縮毛でお悩みのあなたに、私の実体験がお役に立つことを願っております。
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