私事ですが、先日久しぶりに健康診断を受けてきました。
第三子の妊娠・出産をはさんでいたので、2年半ぶりくらいです。
健康診断ではもちろんバリウム検査も受けたわけですが、その後に予想外のトラブルに見舞われました・・・
そう!排出したバリウムがトイレに残って流れないんです~(T_T)
今までもバリウム検査は受けたことあるけど、こんなことになったのは初めてで(汗)
かな~り焦りましたが、ネットでいろいろ調べて、無事にすぐ解決することが出来ました。
ということで今日は、私が実際に試したトイレで流れなくなったバリウムの対処法をご紹介していきます。
トイレでバリウムが流れない!は実はよくあるトラブル
バリウム検査の後にバリウムがトイレで流れずに残ってしまうというのは、実はよくあるトラブルです。
バリウムは水に溶けにくく重いため、トイレの水を流してもバリウムはうまく流れない場合があるのです。
なので慣れている人は、検査の後にトイレに行くときは、バリウムが流れやすいようにきちんと対策するのだとか。
(具体的な予防策については、後の方で解説しています。)
また、バリウムが流れずにトイレに残っているパターンも
①トイレの水は流れるが、バリウムが便器内に残っている
②便器内にバリウムは見えないが、水が白く濁ったり流れが悪くなった
という2通りの場合があります。
これから紹介する解決策の中には①のパターンでしか使えない策もあるので、あなたの今の状況に合わせて使い分けてくださいね。
ちなみに今回の私の場合は、便器内の排水溝の入口あたりにバリウムの塊が沈殿してしまった状態でした。
トイレでバリウムが流れない時の解決策
では今から、トイレにバリウムが残って流れなくなってしまった場合の解決方法を紹介していきます。
解決策は4つあって
①お湯を流す
②ブラシや割り箸で取る
③洗浄剤で溶かす
④自然になくなるのを待つ
です。
それぞれの具体的なやり方を、これから解説していきますね。
トイレにお湯を流す
この方法は、個人的に一番おすすめの対処法です。
実際に私も、この方法でトイレのバリウムを流すことが出来ました。
やり方は簡単で、バケツに45℃くらいのお湯をためて、一気にトイレに流すという方法です。
お湯を使うことで便器内で固まってしまったバリウムが溶けるので、流れやすくなるのです。
また最近は節水型のトイレが多く、水の流れる量が少ないのもバリウムが流れにくい一因です。
なのでバケツにためたお湯を一気にトイレに投入することで、その勢いでバリウムが流れやすくなるというわけです。
私が実際に使ったバケツは家にあった容量8リットルのもので、実物の大きさはこれくらいのサイズ感です(トイレの大きさと比較してみました)。
使うお湯は熱湯はNGで、必ずぬるま湯を使います。
なぜなら陶器で出来ている便器は、熱湯をかけるとひび割れてしまう可能性があるからです。
私がやったときは、バケツにお湯をためている間に冷めることも考慮して、給湯器の温度を60℃に設定して行いました。
一度に流すお湯の量は、バケツの6分目くらいまでためて行ったので、約5リットルくらいでした。
そしてバリウムが流れるまで、結局8回ほどバケツのお湯を流しました。
ということは、実際に流したお湯の量は約40リットルというわけです。
けっこうな量ですよね・・・(^^;)
まぁこれはトイレに残っているバリウムの量によって差が出ると思うので、参考程度で。
この方法は大量のお湯は使いますが、便器に触れずにバリウムを解決できるので楽です。
あと、トイレは水がたまれば自然に流れる仕組みになっています。
なのでレバーで水を流さなくても、バケツのお湯を便器に投入すれば勝手に水は流れていきますよ。
ブラシや割り箸を使って取る
これは、トイレに残っているバリウムに直接アタックする方法です。
なので、便器内に残ったバリウムが見えている場合に使える方法です。
やり方は単純で、ブラシや割り箸を使って、便器内にくっついているバリウムを物理的にはがして取り除くという方法です。
注意点としては、便器を強くこすると便器表面に傷が付いてしまうので、トイレを傷つけないように気をつけましょう。
洗浄剤で溶かす
これは、目に見える範囲にバリウムはないけど水が白く濁る場合にも使える方法です。
洗浄剤の作用によって、バリウムが便器からはがれやすくなるようです。
最近は、便器内に放り込むと洗浄剤が泡だって配水口の奥までキレイになるというタイプの洗浄剤が豊富に売られているので、お店で探してみましょう。
自然に溶けて流れるのを待つ
トイレ内にバリウムが残っていても気にならないという場合は、自然に溶けて流れるのを待つという方法もあります。
バリウムの量やトイレの使用回数によっては数週間かかることもあるようですが、日常生活でトイレを使用する中で、バリウムは少しずつ流れていきます。
あとは、上記で説明した解決法を試してみたけど、便器内に少量のバリウムが残ってしまって流れないというときも、自然になくなるのを待てばOKです。
私が実際にお湯で解決した際も、完全にはバリウムを流しきれずに少量残ってしまったんです。
ですがその後、2~3回トイレを使用したら、いつの間にかキレイにバリウムはなくなっていました。
なので少量のバリウムであれば、案外すぐに勝手に流れてきれいになりますよ。
トイレにバリウムを詰まらせない予防策は?
では最後に、トイレにバリウムが残って流れないという事態を予防する方法をご紹介します。
予防策はいたって簡単で、用を足す前に便器内にトイレットパーパーを敷いておくというものです。
こうすることで沈んだバリウムが便器の表面にくっつかないので、便器内にバリウムが残って流れないということを防げるわけです。
ただトイレットペーパーは、水に濡れると溶けて破れてしまいます。
トイレットペーパーが破けてバリウムが直接便器に触れてしまうと意味がないので、トイレットペーパーを便器内に敷いてからバリウムを出して水を流すまでの一連の行動は、素早く行った方が良いでしょう。
私も次回からは、この予防策を忘れず実行したいと思います。
あとは、トイレの水を流しながら用を足すという方法もあります。
私自身はトイレの水が跳ね返ってきそうで、衛生的にちょっとイヤだな・・・と感じて試してはいませんが(苦笑)
でもやり方的には一番簡単な方法ですね。
まとめ
トイレにバリウムが残って流れない場合は
①お湯を流す
②ブラシや割り箸で取る
③洗浄剤で溶かす
④自然になくなるのを待つ
のどれかを試してみましょう。
個人的には、お湯を流す方法が簡単だし、どんな場合でも使えるのでおすすめですよ。
そして次回バリウム検査を受けた後は、予防策を忘れずに!
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