子どもの尿路感染症の原因とは。入院はするの?繰り返す場合は?

尿路感染症という病気をご存じですか?

私の娘が1歳の頃、高熱が3日以上続いたことがありました。

このときに尿路感染症と診断され、初めてこの病名を知りました。

でも実はこの尿路感染症、意外と身近な病気なんですよね。

尿道が短い女性の方がかかりやすい病で、よく聞く膀胱炎もこの尿路感染症に含まれるそうです。

そして子どもの原因不明の高熱が3日以上続く場合は、尿路感染症にかかっている場合も多いそうです。

そこで今日は、私の娘が尿路感染症になった実体験を通して、尿路感染症の原因から治療についてまとめます。

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子どもの尿路感染症の原因とは?

尿路感染症の原因は、尿路(尿道、膀胱、尿管、腎臓)に細菌が感染し炎症を起こすことです。

そして原因菌の多くは大腸菌です。

一般的に尿路感染症は、男性より尿道の短い女性の方がかかりやすいとされています。

ですがオムツをつけている2歳頃までは、男女ともにかかりやすい病気とされています。

オムツの中で便が尿道の入り口付近についてしまうため、原因菌が尿道へ侵入しやすいんですね。

オムツを卒業して以降は、女の子の方がかかりやすくなります。

その原因には、排便時に後ろから前へ拭いてしまうことで細菌感染するケースが多いそうです。

尿路感染症は、感染している部位によって以下の2つに分けられます。

上部尿路感染症

尿路のうち腎臓から尿管の間で細菌感染が起こっている場合、上部尿路感染症に分類されます。

上部尿路感染症の場合、『急性腎盂腎炎』などを発症することがあります。

上部尿路感染症の主な症状は、以下になります。

  • 38度以上の高熱が続くが、咳や鼻水などは出ない
  • 腰や背中に鈍い痛みを感じる
  • 食欲不振、吐き気 嘔吐などの症状がある
  • 尿が濁っていたり、排尿時に痛みを感じる

子どもの上部尿路感染症が進行し腎盂腎炎を引き起こしている場合、入院治療が必要になります。

風邪の諸症状が見られないのに高熱が続く場合は、病院で尿検査と血液検査をしてもらいましょう。

下部尿路感染症

尿路のうち膀胱から尿道において細菌感染が起こっている場合、下部尿路感染症に分類されます。

病名としては、『膀胱炎』、『尿道炎』、『前立腺炎』などになります。

下部尿路感染症の症状は、以下になります。

  • 排尿時に痛みや残尿感を感じる
  • 頻尿になる
  • 尿が濁っていたり、血尿が出る
  • 37度前後の微熱が出ることもある

両者の症状を比較すると分かるように、上部尿路感染症の方が症状は重くなります。

子どもの尿路感染症の治療には入院が必要?


まず下部尿路感染症にかかった場合、抗生物質の服用で治療できます。

ですので下部尿路感染症の場合は、入院治療は必要ありません。

ですが私の1歳の娘が尿路感染症にかかったときは、上部尿路感染症と診断されました。

39度以上の高熱が続いていたことと、尿検査および血液検査の結果を総合して診断が下されました。

一般的に上部尿路感染症で腎盂腎炎まで症状が進んでいる場合、入院して点滴による抗生物質の投与が行われるそうです。

私の子どもの場合は血液検査による炎症の値が、絶対に入院が必要なレベルではないが念のために入院治療してもいいぐらいの値でした。

ですが入院となると母親である私も付き添う必要があります。

私にはもう一人うえの子どもがいるので、その子を誰かに預けるか主人に仕事から帰ってきてもらわなければなりません。

ですが実家は遠方で突然子どもを預けられるような親戚は近くにおらず、主人も仕事中は携帯がつながらないという状況。

でも入院する場合もあるような病気にかかった娘のことは、心配でたまらない・・・

そんな状況の中、どういった治療を選ぶか本当に悩みました。

そして私は結局、病院の先生と相談した結果、自宅での抗生物質の服用で様子を見ることにしました。

娘は比較的体力があるほうで、39度代の熱が続いている割には元気そうだったことも判断の1つの要素でした。

その結果、抗生物質の服用を始めると娘の熱はすぐに下がり、1週間経つ頃には完全に元気に戻りました。

ですので上部尿路感染症にかかったからといって、入院しなければ治らないのかと心配する必要はありません。

ですが発症した年齢や炎症の値によってケースバイケースなので、上部尿路感染症が疑われる場合は病院での先生の指示に従ってくださいね。

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子どもが尿路感染症を繰り返す場合

私の1歳の子どもが上部尿路感染症と診断されたとき、病院の先生からこんな説明を受けました。

「あなたのお子さんは1歳半を過ぎてから初めて発症したので可能性は低いですが、乳幼児が尿路感染症を繰り返す場合、先天的な異常によって尿が逆流することで尿路感染症を引き起こしていることもあります。

もし今後尿路感染症を繰り返すようでしたら、もう少し精密に検査してみましょう。」

これはどういうことかと言いますと、乳児の100人に1人くらいの割合で、尿が膀胱から尿管の方へ逆流してしまう膀胱尿管逆流という現象があるそうです。

この現象は、先天的に膀胱と尿管の接合部に異常があることで引き起こされるそうです。

1歳までに上部尿路感染症を発症した場合、約半数の原因がこの膀胱尿管逆流と言われています。

膀胱尿管逆流の治療には、抗菌薬の継続的な投与や手術によって逆流を止めるなどの方法があります。

年齢、症状、性別などの要素を総合的に判断して、最善な治療方法が選択されるそうです。

もしあなたのお子さんが上部尿路感染症を繰り返す場合は、膀胱尿管逆流の可能性を病院で相談してみましょう。

まとめ

尿路感染症は、子どもにとって意外に身近な病気です。

ですが特に乳幼児の場合、症状が明確に分からず風邪と勘違いされやすいのも特徴です。

高熱が3日以上続く場合は、尿路感染症の症状がないか確認し、病院で検査してもらうことをおすすめします。

また上部尿路感染症を繰り返していると、腎臓の発達に悪い影響が出ることもあります。

上部尿路感染症を繰り返す場合は、膀胱尿管逆流の可能性も視野に入れて病院で相談してみてくださいね。

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